14年前のウェブサイトを作り直す

先日パソコンの整理をしていると、懐かしいフォルダを見つけた。その名も
「Swnging Juggling」
これは何かというと、私が14年前の2004年に作ったスイングジャグリング(道具を回す系のジャグリング)の紹介サイトである。

懐かしいな、と思いながら昔の記憶を引っ張り出す。確かヤフージオシティーズを使っていた。無料プランは「6か月間トップページの更新がなければウェブサイトが削除される」というルールがあったはずだ。しかし確かめようにも細かいURLまでは覚えていなかったのでグーグルで検索。するとあっさりヒットした。(*現在はリダイレクトしているので昔のサイトを見ることはできない)

このワードでは何年も1位なのだろう。放置されているくせに。

6か月どころか何年も更新していないのにウェブ上にまだ存在した。ページがモバイルフレンドリーではありません。だって?そりゃそうだ。当時はまだスマホなんて一般的でなかった。動画を見るためにはウィンドウズメディアプレイヤーが必要?そりゃそうだ。youtubeもまだなかったのだ。しかしアクセス解析を見てみると、未だに来てくれている人がいる!これは嬉しいと同時に非常に申し訳ない。なにせ現在では考えられないくらい使いづらいサイトなのだ。

wmvの動画をクリックするとダウンロードが始まる。

作った当時はクリック→メディアプレイヤー立ち上げ→動画再生、をしてくれていた。しかしなぜか分からないが今は技を一つ見るのにわざわざ動画をダウンロードしなくてはならない。しかも画質は超荒い。きれいな動画が実質見放題な現在では考えられないひどさである。

デザインも古い。

当時はHTMLやCSSを独学で勉強したりして色々工夫しつつ作っていた。トップページの写真がランダムで表示されるようにしたり、掲示板の機能を導入したり。

訪問者数カウンターとかもね

今ではもうほとんど見ないアクセス解析やカウンターも置いてある。今現在置いてあるのは昔からずっとやってるサイトだけだろう。今では手軽に作るならブログだし、ちょっと凝ったものを作ろうと思ってもWordpressでデザイン性の高いサイトを作るのも簡単になった。いい時代だ。

技がたくさん並んでいる。

そんなわけで新たにウェブサイト「Swinging Juggling」を作り直すことにした。昔のサイトのパーツは残っているのだが、映像は荒くて使い物にならないし、HTMLのファイルも使い道がない。完全に一から作る必要がある。

まずは技の映像を撮影。一つ一つの技を別のページで紹介するのは作る方も見る方も骨が折れるので、系統ごとに撮影し、ページも系統ごとにうまくまとめる。ジャグラーとしてパフォーマンスなどの活動している間、ここ何年もポイに触れることはほとんどなかったが、技はしっかり覚えているし、難しい技もちょっと練習したら思い出したので良かった。

が、スタッフの動きや技がほとんど思い出せない。ポイ程上手かったわけじゃないからか、ポイ以上に触れていないからか。ともかく技が思い出せない以上、動画を見るしかない。そう、昔撮った自分の動画である。wmvファイルのめっちゃ荒い画質の動画を見て技を思い出す。

ダウンロード
ファイルを開いてやっと見れる

ダウンロードまでした動画が5秒で終わり。まぁ当時はアップロードできるファイルの容量に制限もあったし画質を荒くしたり時間を短くしなければファイルサイズが大きくなってしまっていたから仕方ないのかもしれない。

技を覚えなおして撮影再開である。

画質も綺麗だし動画時間も長い。技の情報を伝えるには十分である。その分顔などもはっきり映り14年という年齢の変化を感じさせてしまう点はどうしようもない。

さらに現在はスマホなどモバイル端末からウェブサイトを見る人が大半である。そこで「ページがモバイルフレンドリーではありません」と言われないようにちゃんとモバイルフレンドリー仕様にする。実際練習する人はスマホを見ながら練習するだろうし、私自身も「スイングジャグリングって何?」と聞かれた際すぐにサイトや映像を見せることができて便利なのだ。

トップ写真は10年以上前

写真は昔の写真を適当に使えばいいか、と思っていたが要求される写真サイズが2000×1280とかで昔撮った写真はそこまで大きいサイズのものがほとんどない。仕方ないので友人の良いカメラで撮ってもらった写真を使うしかなかった。しかし大半がファイアーしてる写真である。その他の写真は数枚しかなく、そのうちの一枚がこれである。金髪ロン毛は30代になった今はもう無理だ。

そんなこんなでレイアウトなどを整え14年ぶりにリニューアルした

Swinging Juggling

が完成した。

昔TEAM-ENNでポイのパフォーマンス&解説DVDを作ったことが思い出される作業だった。唯一違うのは今回はすべて一人で行ったこと。生きるジャグラーは孤独である。今度同窓会でも開きたい。

と脱線しそうになったところで終わりにしよう。では素敵なスイングジャグリングライフを。

 

シンプルなポイの作り方

私がジャグリングの世界に入ることになったきっかけがポイである。しかし火を使わない限り地味なため、パフォーマーになってから使うことはほとんどなくなってしまった。そして持っていた練習用のポイもいつの間にかどこかへ消えてしまった。

今回新たにポイが必要となったのだが、わざわざ買うほどのものでもない。テニスボールにチェーンをつけるだけの非常にシンプルなものでいいので、自作することにした。せっかくなのでポイを作りたい人に作り方を紹介したいと思う。

STEP1:用意するもの

  • テニスボールx2
  • ボールチェーン腕の長さ分x2(太さ4mmくらいがちょうどいい)
  • ボールチェーン用カップリングx4
  • ステンナット付ひーとんx2(ねじの先が丸くなっているやつ)
  • チェーンリングx2
  • ナイロンベルト50cmくらい(かばんの長さ調節するようなやつ)
  • カラビナ2個x2
  • 組ねじ(小さいもの)
    *写真に写っていないものもある

ホームセンターや100均で買えるようなものばかりだ。全部で1,000円ちょっと。ボールチェーンの長さは自分の腕の長さより少し短い程度がちょうどいいが、切る分には後からでもできるので、少し長めに作って後から調節すればいいと思う。

ポイ自作道具

STEP2:用意する工具

  • キリ
  • カッターナイフ(もしくはデザインナイフ)
  • ニッパー
  • ドライバー

ポイ作る道具

STEP3:テニスボールに半分ほどの切込みを入れる

カッターを押すように切っていくと切りやすい。これをしておかないとボールが自分に当たった時に痛い。あと後の手順でも開けた穴が必要になる。

テニスボール切込み

STEP4:切込みの裏側にねじが通る穴をあけ、ステンナット付きひーとんを通す

キリで穴をあける。太さが足りなければドライバーなどで少し広げてやればよい。

ステンナット

STEP5:ねじをワッシャー、ナットで止める

カッターで開けた穴からねじにワッシャーを通しナットを締める。意外と口が小さいので手を通すのが大変。ねじをしっかり締めないと外れる可能性があるので、ニッパーやラジオペンチなどを上手に使いねじを締める。

ニッパー&テニスボール
テニスボールに食われるニッパー
ナット
ボール側完成形

STEP6:ボールチェーンにカップリングをつけボールとカラビナでつなぐ

工作に慣れていなくてもカップリングの使い方は単純なので大丈夫。

カラビナ

STEP7:ハンドルを作る

ナイロンベルトはミシンや手縫いで糸を縫って固定してもいいのだが、そもそもミシンを持っている人が少ないと思うので別の方法を考えた。(手縫いは大変だし)

ナイロンベルトに穴をあけて組ねじで固定してしまう。

ハンドル
穴をあけて
ハンドル
組ねじで固定

STEP8:ハンドルにチェーンリングを通し、ボールチェ―ン(&カップリング)に取り付ける。チェーンリングでなくとも、三角形のカラビナリングなどあればそれでもいい。

ポイ
完成。

このように持つとハンドルがずれにくい。

STEP9:長さ調節

ボール側のカラビナからチェーンを外し、カップリングを取ってチェーンを切れば長さの調節は簡単にできる。ただし短くする調節だけ。切ったチェーンをつなぐパーツもあるが、チェーンをつなぐのは強度の問題であまりオススメできない。練習中にボールが飛んでいかないようにある程度の強度は必要だ。では素敵なポイライフを。

難易度マーク☆について

ボールジャグリング講座では、技名の後ろに☆マークを付けて難易度を示している。3ボールカスケードを☆、5ボールカスケードを☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆とし、1~10の10段階で表している。

これは覚える技の順番の参考になればと思いつけているもので、私の経験による主観的なものだ。多くのジャグラーに得手不得手があるだろうから、「この技よりこっちの方が簡単じゃないか?」と思うこともあるだろう。なので☆マークは絶対的なものではない。これはやりたい技があるけどどれくらいのステップを踏めばその技の練習ができるのか、の目安にしてもらえればいい。
(初心者がいきなり5ボールカスケードの練習をしたって心が折れるだけだろう)
☆の技がある程度できてきたら☆☆の技に挑戦、☆☆の技がある程度できてきたら☆☆☆の技に挑戦・・・という具合だ。

5ボールカスケードより難度の高い技は★マークで表していくことにする。